豆の栽培に関する機械
プランター
鎮圧ローラー
豆を播種する作業機

施肥しながら種豆を等間隔に播いて行く作業機です。
4条を一遍に播いていきます。
プランターの種子箱部

種を入れた じょうご状のタンクの下で
円板に等間隔の穴があいてる「種板」が回転し、
種豆をその穴で拾い上げ、回転していくうちに地面に筒抜けのポイントの所で落下される仕掛けになっています。
作業初めには
数メートル、試験播きして
播いた後の状態を、ほじくって、きちんと
播かさっているか、確認し、調整します。
播いた種豆が発芽しやすい様、地面を圧縮します。
また、平らに均す事で、この後の除草剤散布の時に、万遍なく、均等に散布される状態になります。
中耕作業をする作業機です。

作物は発芽後しだいに成長していきますが、その間に、雨が降ったり、陽に当たり、乾燥し、地面も硬くなってきます。
作物の傍らを やなぎ刃と言われる刃で浅く耕していきます。
中耕とは、株元に地表の暖かい空気を地中に送り込むとともに、地面を柔らかくすることで、成長を促進させします。

同時に最近の技術では、熊手のような部品を、このカルチベーターに取り付け、株元スレスレに引っ張り小草をまくりあげるなど、除草作業も兼ねて行うのが主流となって来ています。。
カルチベーター
豆を刈る機械です。

2条用で、刈り取りながら、搬送ベルトで後方へ送り込み、2条分を一まとめにし、畝と畝の間に
きれいに、並べ落としていきます。

この作業は、日中の陽のあたる頃だと、機械作業のロスが大きく、サヤが割れて実(豆)がこぼれてしまうので、早朝の朝露のある時間帯に行います。

左の画像は、大正金時の豆刈り作業の模様です。
ビーンハーベスター
ビーンスレシャー(脱穀機)
収穫された豆は茎ごと ニオ積みされ半月〜20日間くらい 自然乾燥されます。

この間に十勝の秋の陽射しと澄んだ空気や風を浴び風味豊かに乾燥されます。

天気のいい日にニオのハットをはがし、

いよいよ脱穀作業の始まりです。
ニオをほぐし、ビーンスレシャーのコンベアーに茎ごと載せ内部に送りこみます。

スレシャーの内部には大きなタイコが回転していて
サヤを割っていきます。実(豆)と豆殻を分離し豆柄やゴミや埃は扇風機で後方に飛ばされ、重い豆殻はコンベアーで後方高く排出されます。

実(豆)は昇降機で上部のオレンジ色のタンクに送りこまれます。
上部のタンクには、脱穀された実(豆)が蓄えられます。
このタンクは4〜5俵分はいります。
いっぱいになったら、油圧でタンクがダンプの様に傾き、隣接させたファームダンプの荷台や、フレコンバックに送り込みます。