ビートの育苗に関する機械
土とおし機
ビートの育苗の際、床土を砕き細かくとおし、ふわふわの土にする作業機です。
ビートの育苗の際にはペーパーポットと呼ばれる紙でできた筒の集合体に土を詰めてその筒の上部に種を播きます。
そのために 紙の筒に入れる土は,細かく塊のないサラサラ状にしなくてはいけません。この機械でそういう状態の土を作ります。
トラクターのフロントローダー等で、土を 上部のホッパーにあけるとホッパー内のコンべアーで、少しずつ下部に落とされ、その途中で、回転するチェーンなどで、土が粉砕され、その後 とおし状の回転式ドラムでふるい落とされ、いいものは画像右側の長いコンベアーで排出されます。
左側のコンベアーは、篩いきれなかったゴロゴロの塊が排出されます。
ホッパーの上では、土の巡回がよくなるよう、様子を見ながら 時より つっ突いたりしています。
土詰め機
ペーパーポットと呼ばれる紙でできた筒の集合体に、肥料を合わした土を詰め込む機械です。
機械的に、どつく仕組みになっていて、筒の上に土を乗せ、固定されてる筒の集合体を数十センチの高さから どつき落とす動きを30〜40回繰り返し、筒の中にパンパンに土を詰め込んでいきます。
詰められた筒の上部に、このあと、ビートのペレット種子が落とされ覆土されて播種完了となります。